大混戦!平本蓮のMMAデビューの相手とは!?

K-1のトップ選手だった平本蓮がRIZINに移籍してはじめての試合(キックボクシング)を行ったのが昨年12月29日。

そこから4ヶ月ほどたち、平本蓮が大炎上しています。

RIZIN随一の人気選手である朝倉未来を挑発するような動画をYouTubeにアップし、それにツイッター上で朝倉未来が反応。しかし、平本蓮は未来のリアクションをスカすような対応を見せ、それにたいして未来が激怒!しているような状況です(2人が打合せしているかどうかは不明です笑)。

詳しくは下にYouTubeとツイッターのリンクを貼っておいたので、そちらをご覧ください。

未来のファンは当然ながら平本蓮に激怒し、彼は数多くの批判的コメントにさらされています。一方で未来の方にも「お前だってパトリシオやマクレガーを挑発しているじゃないか」というコメントが寄せられ、なんだか未来も気の毒な状況です。

平本蓮は将来的なMMA(総合格闘技)への転向を宣言してはいるものの、まだMMAの試合を行う目途は立っていません。

今回の炎上騒動をきっかけに「平本蓮のMMAデビュー戦の相手は誰なのか?」という議論が再燃しました。果たして、いったい誰が選ばれるのでしょうか。

対戦候補①朝倉未来
やっぱり今回の炎上の相手である朝倉未来は候補に挙がりますよね笑。
MMA初戦の平本蓮が勝つのはかなり難しいですし、勝って当たり前の未来にもメリットはありません。
しかし、間違いなく話題にはなりますし、今回の件でストーリーも出来上がっているので、観る方はドキドキするんじゃないでしょうか。

対立候補②ルイス・グスタボ
あのヴァンダレイ・シウバの弟子でRIZINライト級トップ選手であるグスタボは、ツイッターで平本に名前を出されました。たしかに未来が歯を折られた末にギリギリの攻防を制して判定勝ちしたグスタボに勝利すれば、未来への挑戦者として不足はないでしょう。
とはいっても、MMA初戦の相手がグスタボというのは、かなり厳しい試合になると思います。

対戦候補③矢地祐介
矢地がデビュー戦の相手にちょうどいいと考えているファンがいるようです。矢地は未来に判定負けしていますし、平本に名前を出されたグスタボにはKO負けしています。「未来と闘う前にまずは矢地と」という理屈はなんとなく分かります。
理屈は分かりますが、矢地は修斗の環太平洋王者になったこともあり、RIZINで5連勝したこともあります。矢地は決して舐められるようなファイターではありません。

対戦候補④芦田祟宏
昨年の平本蓮の試合の対戦相手が芦田でした。芦田はキック初挑戦であり、平本にKO負けを喫しています。芦田が不利なキックルールを受けてくれたのだから、平本も「筋を通して」MMAデビュー戦の相手は芦田にすべきだという意見が見受けられました。
芦田は元DEEPフェザー級王者なので、これまたMMA初戦の相手としてはかなり厳しいですね。

対戦候補⑤無名の外国人選手
MMAデビュー戦ということで、ほとんど実績のない外国人選手を連れてきて試合をさせるというものです。デビュー戦なんだからこれぐらいが自然だと思うのですが、平本蓮のビッグマウスのせいでこんな相手が選ばれたら「強い選手から逃げた」とまたまた炎上しそうです笑。

ここからは個人的な意見なのですが、やはりデビュー戦の相手は無名の外国人選手が良いと思っています。

いくら平本蓮が格闘センスに優れた人間であったとしても、未来、グスタボ、矢地、芦田のいずれにも完敗すると考えています。なにも出来ずに敗北し、平本蓮への期待は一気にしぼんでしまうと思っています。

「無名の外国人選手が相手では盛り上がらない」という意見もあると思いますが、K-1トップファイターだった平本蓮がMMAに挑戦するというだけで十分な注目度があります。そこは心配する必要がないと思っています。

まだK-1時代の「貯金」が残っているうちに平本蓮にはMMAの経験を積んでもらいたいんですよね。そして経験を積み、勝ち癖をつけたところで、MMAの強豪とのビッグマッチを期待しています。

もちろん、絶対に他の選択肢がナシかというと、そんなことはありません。因縁の生まれた朝倉未来とは、一瞬の盛り上がりを期待してマッチメイクしてみるのもアリだと思います。RIZINで敵なし状態の未来が相手であれば、何も出来ずに完敗したとしても、平本蓮の評価にそれほど大きな傷はつかないでしょうし。

しかし、他の選手との試合については「ちょっとなあ」と思ってしまいます。

平本蓮はもしかしたらRIZINに金の雨を降らせてくれるような存在になるかも知れません。K-1にいた頃の彼はポスト武尊の最有力候補のひとりでした。

将来的にはUFCに行きたいという夢を語ってもいます。彼の憧れはUFCミドル級王者のイスラエル・アデサ二ヤなんですよね。アデサ二ヤもキックからMMAに転向した選手です。

ちょっと平本蓮に期待しすぎかも知れませんが、 将来的に彼はRIZINという団体の枠を超えて、MMAという厳しい世界でスターになれるかも知れません。

しかし、どんな名選手でも、最初から強かったワケではありません。アデサ二ヤだって最初から強豪とは対戦していません。

平本蓮は間違いなく逸材ですが、才能だけで勝ち続けられるほどMMAは甘い世界ではありません。逸材だからこそ、大切に育てて欲しいという想いがあります。

そこはRIZINの榊原さんや平本蓮のマネジメントを担当するシュウ・ヒラタ氏の役割だと思っています。

平本蓮という逸材には大いに期待しつつ、大切なMMAデビュー戦の相手は慎重に選んで欲しいと願っています。


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