やっぱり平本蓮に夢を見たい。
先日「UFC246」で行われたコナー・マクレガーvs.ドナルド・セラーニの一戦、すごく面白かったですね!
あっという間の決着でしたが、あのたった40秒の試合を通じて、肩パンチだとか超高額ファイトマネーだとか、試合後も話題をこれでもかと提供してくれるマクレガーの影響力はずば抜けていますね笑。
そして、個人的に気になったのが、昨年12月29日の「BELLATOR JAPAN」で見事なKO勝利を挙げた平本蓮選手のマクレガー戦についての以下のツイートです。
平本蓮、UFCで王者になると宣言!!
このツイートについては賛否があって、「MMAの実績もないのにデカいこと言うなよ」という人もいるんですよね。
まあ、平本蓮のツイートの雰囲気がちょっと軽かったというのも原因なんでしょうけど笑。
でも僕は、こんな大それたことを言っちゃえる平本蓮に夢を見てしまうんですよ。
彼なら本当にやってのけるんじゃないかという妄想を抱かせてくれるんですよね。
あのゲーオ・ウィラサクレックをKOしてみせた圧倒的な実力。
「新生K-1の申し子」とまで言われながらも団体を飛び出した行動力。
そして、一見なにも考えていないようで笑、実はしっかりと自分の格闘家人生をプランニングしている冷静さ。
平本蓮が自身の今後について語っているインタビュー記事があるので、リンクを貼っておきますね(後半部分は有料です)。
https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1842293
このインタビューの中で平本蓮は「 『勝てる!』と見込みができたらMMAに転向します。挑戦じゃなくて転向ですね。 」と語っています。
ツイッターでは大それたようなことを発信する彼ですが、キックボクサーが総合格闘技に挑戦することの難しさをよく分かっているんですよね。
ステファン・レコのように、総合格闘技では全く成果を残せなかった有名キックボクサーもいましたからね…。
平本蓮のことを単なる無謀なお調子者だと考えている人は、彼の本当の姿を見誤っていると思います。
平本蓮ほど自分の実力を冷静に見極め、ゴールに到達するまでの戦略を丁寧に練れる格闘家はめったにいないと考えています。
実力、行動力、そして冷静沈着な判断力。
これらを兼ね備える平本蓮に、どうしても僕は夢を見てしまうんですよ!
平本蓮が総合デビューするとしたら、たぶんライト級あたりになるんじゃないかと思います。
ハビブ・ヌルマゴメドフみたいな化け物がウヨウヨしているとんでもない階級です笑。日本人が北米のライト級で闘うなんて、ちょっと想像しにくいですよね。でも、もしかしたら平本蓮がそこに食い込む日がくるかも知れません。
もちろん、楽な道であるワケがありません。茨の道だと思います。総合格闘技は身につけなければならないことが多いですし、立ち技では超一流の平本蓮も「できないこと」の悔しさを総合の練習ではたっぷりと味わうことになると思います。
そこで心が折れてしまう選手もいるでしょうが、やっぱり僕は彼を信じたいんですよね。
だって、格闘技は明るくポジティブに想像したいじゃないですか!
さっきから総合の話ばかりしていますが、キックが好きなファンは平本蓮の総合への転向が残念ですよね。でも、彼はまずRIZINでキックの試合をしていくようなので、まだしばらくはキックボクサー平本蓮の姿を見ることが出来そうです。
そして、シュートボクシングで活躍する海人(かいと)選手とのキックのドリーム・マッチも期待されています。海人については、実は僕もブログに書いているので、よかったら読んでみてください。海人って、すごい選手なんですよ。
至高のキックボクシング対決。そして、そう遠くない日にやってきそうな総合格闘技デビュー。
平本蓮は、キックと総合というジャンルを飛び越えて、たくさんの夢を僕たちに見せてくれそうです。