大晦日を楽しもう③ 元谷友貴 vs.パトリック・ミックス

31日に開催される「RIZIN20.」では RIZIN×BELLATOR対抗戦の副将戦として、元谷友貴vsパトリック・ミックスの試合が行われます。 リミット61.2kgのバンタム級契約、5分3R、肘ありルールです。 副将戦ということもあり、お互いに絶対に負けたくないところですよね。

ベラトール側が送り出してきたパトリック・ミックスは、ベラトールの公式サイトを参照したところ、現時点で12戦全勝、直近の2試合ではいずれも一本勝ちをおさめている選手です。ベラトールのバンタム級のランキングでは、4位に食い込んでいます。成績を見る限り、間違いなく強敵です。

RIZINが送り出す元谷友貴なのですが、ミックスとは対照的に、最近の戦績があまり良くありません。今年の3月には、ホームグラウンドのDEEPでビクター・ヘンリーに判定負けを喫し、バンタム級のベルトを奪われてしまいました。7月にはRIZINで扇久保博正とベストバウト級の熱戦を演じたものの、ここでも判定負け‥。

どちらに勢いがあるかといえば、間違いなくミックスです。元谷の判定負けはいずれも僅差でした。ビクター戦はハイキックを食らってさえいなければ勝っていたと思いますし、扇久保との試合はあと少し打撃で押せていれば、結果は逆になったかも知れません。それでも、負けは負け。現在2連敗中です。

なぜ連敗中の元谷をベラトールとの対抗戦に、それも強敵相手の副将戦という重要な試合に抜擢したのでしょうか?

それは榊原さんや高田(元)本部長、そしてDEEPの佐伯代表の元谷に対する「圧倒的な信頼」があったからではないでしょうか。

少し前に、高田(元)本部長が対抗戦の中でも元谷に対してだけやたらとインスタで熱く語っていたと話題になりましたが(笑)、それだけ元谷への信頼が大きいのだと思います。

元谷は過去にRIZINの試合が決まっていたにも関わらず、契約体重をオーバーしてしまったうえに、体調不良によるドクターストップを食らって試合をキャンセルしてしまったことがあります。言い方は悪いですが「前科」があるワケです。

そんな元谷がなぜそれほどの信頼を得ることが出来たのか?

それは、元谷がその「前科」を挽回してあまりあるほどの活躍をみせ、そのうえでストイックな練習を自身に課しているからではないでしょうか。

昨年の大晦日には元UFCファイターであるジャスティン・スコッギンスに「洗濯ばさみ」というちょっと珍しい技で一本勝ちをおさめ、会場を熱狂させてくれました。大晦日という大舞台で、見事に仕事を果たしてくれたのです。

既に結婚しており、小さなお子さんもいる元谷ですが、グアムでのトレーニングキャンプに参加したりと、格闘家として強くなるために海外にも出ています。

そんな元谷だからこそ、RIZINはベラトールとの副将戦に彼を抜擢したのではないでしょうか。

僕は元谷という格闘家が大好きなのですが、少し前までDEEPのチャンピオンであり、DEEPの試合に出場することも多かったので、実は「RIZINの選手」という感覚がありませんでした。あまりマイクでアピールするような選手でもないので、印象が薄いと感じる人もいるかも知れません。

そんな元谷がベラトールとの対抗戦でRIZIN代表としての大役を任されました。そして相手は間違いなく強敵。これが面白くないワケがありません。

きっと榊原さんたちは、連敗中の元谷にチャンスを与えたかったのだと思います。誰もが認める強敵に勝利し、格闘家としての評価を一気に上昇させるチャンスを。もちろん、元谷ならやってくれるという信頼があるからこそです。

この対抗戦をきっかけに、元谷は正真正銘の「RIZINファイター」になるのではないかと思っています。もちろん、佐伯さんが悲しむと思うので、これからもDEEPの試合には出て欲しいんですけどね(笑)。

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